今の私にできること。【第2夜】

こんばんは。
子ども達が寝静まって(まだ起きてる子もいますが)
さて、今夜も一つ…

尾道・向島の情報だけを載せた情報誌
『Sima-sima』はどうのようにして生まれたのか?

それは、2013年の暮れ、向島でも頑張っている人がいるけれど
マスコミが取り上げてくれるのは、観光地「尾道」だったり、
「しまなみ海道」といっても、「因島」「大三島」と「向島」は
通り過ぎるだけの島で寂しい…取り上げてもらえないな自ら発信する事はできないかと、
私が情報誌を作る会社に勤めた経験がある事を知る
我が家の次女のお友達のお父さんからお声がかかりました。

経験があるといっても、ずっと社内で記者さんやカメラマンさんが集めてきた素材を
パソコン上でレイアウトを組む仕事しかしたことがなかったわけですが、
編集長の情報誌制作への熱意や、記者さんや営業さんの苦労、カメラマンさんの技などを
背中で感じる日々は、私にとって糧になっていたようで、真似事のようなところから
スタートしました。

大阪で生まれ育ち、尾道が気に入ってここに骨を埋める覚悟で越してきたこの島。
会う人、会う人、こんな何もない島によくきたねと言われる事が多く
とても残念に思っていました。

この島の事を、この島に住む人たちにもっと知ってもらおう、そしてもっと楽しんでもらおう!
そんな誌面になるように叩き台を作り、賛同してくれる人を探して回りました。
一軒一軒お話を伺い、紙面を作り、ようやく印刷に出せるところまで来た時、
島の中に新しいお店が、ポンポンとオープンしはじめました。

新しいお店は1軒も載せられないまま、創刊号が完成しました。

しかし、そのことが、創刊号を手に取ってくださったみなさんの期待を
イイ感じに裏切ることができました。

最近オープンしたお店が、、、、載ってない!
でも、こんなに島には他にもお店あったんじゃね〜と。
「向島」と言う活字を地図以外に初めて見たよ!なんて大喜びしてくださる
地元っ子にも励まされ、必然的に、新しいお店を載せる第2号の制作に取り掛かりました。

そして、完成したのがこちら
さて、ここは、どこでしょう?
「向島」なのに、ハワイにでもいるような雰囲気。

島の南側、立花に2014年9月にオープンした「立花食堂」内から望む百貫島です。

あれから立花食堂は、どんどん進化を遂げ今は
生活雑貨や服の販売をする「life:style」とジャムと焼き菓子の工房「cosakuu」
ラーメンとカフェ(食に関するイベントが開かれる)「たちばなDINING」とを
総合して「立花ガーデン」という施設になっています。

現在、施設は閉鎖中ですが、オンライン上の立花ガーデン【タチバナストア】を
準備中だそうです。

完成のご報告を楽しみにしながら、今日はこのへんで。おやすみなさい。

Sima-sima 編集室(クリの文具)

広島県尾道市、しまなみ海道第一島目の島・向島〈むかいしま〉の情報誌を制作している編集室。大人も子どもも楽しくなる文具の販売もしているクリの文具です。向島案内や印刷物制作相談も承ります。

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